スタイ(よだれかけ)はいつから・いつまで必要?出産祝いにおすすめな理由

スタイ(よだれかけ)は出産祝いのプレゼントで困ったときの定番ですよね。 ただ、定番過ぎてどう選べばいいのかわからない、どんなものが喜ばれるのかわからないというお悩みもあるかと思います。 そこで、改めてスタイ(よだれかけ)はいつからいつまで使うものなの?どのくらい必要なの?をおさらいしてみませんか。 この記事では出産祝いのプレゼントで喜ばれるおすすめのスタイ(よだれかけ)の選び方をご紹介します。

出産祝いのプレゼントにスタイ(よだれかけ)がおすすめな理由

出産祝いのプレゼントは、実用性があるものやお祝いとしての特別感があるものを贈りたいですよね。
スタイ(よだれかけ)は名前の通りよだれが出る赤ちゃんに使う実用性の高いアイテムですが、ファッションアイテムとしての側面も持っています。
お祝いとして喜ばれること間違いなし!です。
そのため出産祝いのプレゼントの定番となっているんですね。
赤ちゃんといえばスタイ(よだれかけ)というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
では、おすすめの理由を詳しく見ていきましょう。

使用時期が長い

赤ちゃんの成長はあっという間です。生後3ヶ月で体重は出生時の約2倍になり、身長も1.5倍ほど伸びます。1歳のお誕生日を迎えるころには、体重が約6kg増え、身長が約25cm伸びるため、この間何度もベビー服を買い直すことになります。 しかしスタイは、首の後ろで止めるだけなので、体の大きさに左右されることがありません。サイズを気にせず、長く使えるアイテムなのです。また、よだれだけではなく新生児期の吐き戻しや離乳食の時期にも使うことができます。

何枚あっても便利

スタイ(よだれかけ)を出産祝いのプレゼントで送る際に、「人と被ってしまうのでは?」「たくさんありすぎても困るかも…」とためらう方もいるかもしれません。しかし、スタイ(よだれかけ)は何枚あってもいいアイテムだと思います。よだれや吐き戻しによる汚れが服に着くのを防ぐものなので、こまめに変える必要がありますよね。よだれの量の多い赤ちゃんだと、さっき変えたばかりなのにもうぐっしょり!なんていうことも。

ファッションアイテムとして

スタイ(よだれかけ)は赤ちゃんの衛生上必要なものですが、ファッションアイテムとしても大活躍!
汚れたり濡れたりするたびに赤ちゃんを着替えさせるのはなかなか大変です。お出かけするときに何枚も着替えを持ち歩くのも面倒ですよね。
しかしスタイ(よだれかけ)は首にさっと巻くだけなので、着脱もとても簡単な上、かさばることもありません。おめかし用の服を用意しなくても、スタイ(よだれかけ)を付け替えるだけで雰囲気を変える事ができたり、コーデのアクセントになりますよ。

出産祝いのプレゼントにおすすめ! スタイ(よだれかけ)はいつから・いつまで?何枚くらい必要?

スタイ(よだれかけ)には、よだれやミルクの吐き戻しなどで洋服を汚さないようにする役割があります。 いつからいつまで使うのか、何枚必要なのかは赤ちゃんの成長によって変わってきます。

吐き戻し対策に(新生児期〜4ヶ月頃まで)

新生児から生後3ヶ月ほどは、赤ちゃんの口内は乾き気味でよだれはほとんど出ません。この時期にスタイを使うのは、母乳やミルクの吐き戻し対策の目的です。 新生児はよく吐き戻します。
空気ごと母乳やミルクを飲み込んでしまい、空気を外に出そうとする際に吐き戻してしまうのです。母乳やミルクを飲ませたあとに背中を叩いてゲップさせるのは、この吐き戻しを防ぐためなんですよ。
胃の機能が未熟で消化機能が十分に発達していないことも吐き戻しが起こりやすい原因で、授乳後に口の端からダラダラと吐く溢乳(いつにゅう)も見られます。
ガーゼハンカチでも対応できますが、吐き戻しの量が多いときにはガーゼより厚手のスタイ(よだれかけ)が安心です。新生児期からスタイ(よだれかけ)を使えば、長い期間使用することができますね。

よだれ対策に(生後5ヶ月〜)

生後4ヶ月をすぎると、赤ちゃんはよだれを出し始めます。 首が座り、離乳食を始める生後5ヶ月頃になると、唾液の量が増加しよだれが増えてきます。 歯が生え始める生後7ヶ月頃には、さらによだれの量が増えるため、あっという間によだれで口元や胸元がビショビショになることもあるんですよ。 赤ちゃんが1日に分泌する唾液の量をご存知ですか?実は大人と同じ量で、約1〜1.5リットルほどの量なんだそうです。 赤ちゃんは大人と違い、口の周りの筋肉が未発達です。唾液がこぼれないようにしっかり閉じておくことが難しいため、どうしても口から出てきてしまうんですね。 上手に唾液を飲み込むことも難しいため、よだれが多いのです。 よだれを放っておくと、お洋服がビショビショになったり、よだれに含まれる消化酵素で口の周りやあご、首の皮膚などがかぶれてしまうこともあります。 スタイ(よだれかけ)を使用し、肌やお洋服が濡れないようにしましょう。 個人差はありますが、1歳を過ぎることには唾液を飲み込む力がつくため、スタイ(よだれかけ)の使用時期はだいたい1歳〜2歳までが目安となります。

離乳食期(生後6ヶ月〜3歳頃まで)

これまで母乳やミルクといった液体しか口にしなかった赤ちゃんが、徐々に形のある食材に慣れ固形物から栄養を摂れるようにしていくのが離乳食ですね。 離乳食は、水分量の多い10倍粥から初めて、だんだんとペースト状の野菜など、固形物に近づけていきます。 唾液の分泌が増えることで固形物を飲み込みやすく、消化しやすくなっていくため、離乳食を始めた赤ちゃんはさらによだれの量が増えて行きます。 まだまだ飲み込む力が弱かったり、慣れない食材に拒否反応を起こして「べー」っと吐いてしまうことも多々あるでしょう。そんなときには食材が洋服や椅子、床に落下するのと防ぐお食事用のスタイを使うといいですね。下の部分がポケットになっており、食べこぼしをキャッチできる仕様です。ビニール製など耐水タイプもあるので、ビショビショになるのを防げます。 ふつうのスタイ(よだれかけ)と異なり、食事用のスタイはこぼさずに1人で上手に食べられるようになる3歳頃まで使用することが多いようですね。

使用時期と枚数には個人差がある

よだれの出具合で考えると、スタイを使用する期間は首が座った時期からよだれが気にならなくなる2歳頃までになります。 よだれの量は個人差が大きいので、はっきり何枚という決まりはありません。 ほとんど出ない子もいれば、たくさん出るので1日に10枚以上必要という子も。 洗い替えを考えると、最低でも4〜5枚あると安心ですね。 洗濯を繰り返すと生地がごわついてしまったり、汚れがとれなくなったりします。消耗品とまではいきませんが、赤ちゃんのことを考えるときれいなものを使うことが望ましいですね。 ママが最低限しか用意していない場合もありますし、たくさん持っていて困るものでは無いと思います。

出産祝いのプレゼントにおすすめ! スタイ(よだれかけ)にはどんな種類があるの?

一口にスタイ(よだれかけ)といっても、実は種類が豊富なんです。 デザイン性に優れたものから、吸水性や肌触りの良さに特化したものまで様々です。 素材の種類や留め具の種類の特徴をまとめました。

スタイ(よだれかけ)の主な生地

・コットン(タオル)生地:毛足が長く、水分をよく吸ってくれる。よだれ量の多い赤ちゃんにおすすめ。ふかふか素材だが、毛足が長いものは摩擦も起きやすく、ときによだれかぶれが起きることも。洗濯を重ねるとゴワつくため、買い替えの目安に。
・コットン(ガーゼ)生地:通気性が良く乾きやすい。柔らかいので赤ちゃんの素肌にも良い。薄手のため、よだれ量が多い場合は吸いきれないことも。
・コットン(ワッフ)ル生地:吸水性はタオル地には劣るが、汚れを落としやすいというメリットがある。濡れても肌に続くべったりつかない。厚手のものは乾きにくい場合も。
・ビニール生地:食事用スタイの多くはビニール製。通気性はないので、ずっとつけていると汗で蒸れることがあるが、食事のときに洋服が濡れるのを防げる。小さくたためるので外出時のお食事用に便利。
・シリコン:ビニールより厚手で、ポケットもしっかり開くため食べこぼしをキャッチしやすく、汚れ対策はバッチリ。ただしかさばるので外出時には向かない。乾きが早くカビにくい。 ガーゼの裏にワッフル生地、タオル地の裏に撥水生地、など生地の特徴を活かして重ねて作られているものも多くありますよ。 お好みや使用感で選ぶといいですね。

スタイ(よだれかけ)の主な留め具

・スナップボタン:ぱちんと止めるだけなので着脱が楽。ただし金属の金具は赤ちゃんによっては合わないことも。
・マジックテープ:装着しやすい。マジックテープをずらして止めることで、サイズの微調整もできる。
・リボン:もっともサイズ調整がしやすいが、結ぶ手間があるため着脱は少し面倒。動き回る赤ちゃんだと留めづらい。解けた際に直すのも大変。

おすすめなのはスナップボタンです。なんといっても素早く変えられることがいいですね。マジックテープも着脱は簡単ですが、肌が弱い赤ちゃんだと摩擦が起きて苦手な場合もあるので注意して見てみましょう。

出産祝いのプレゼントにおすすめなスタイの選び方は?

スタイ(よだれかけ)が出産祝いのプレゼントにおすすめなことがわかりましたか? しかし、実際どんなものを選べばいいの迷ってしまいますよね。 ここからは、出産祝いのプレゼントにおすすめなスタイ(よだれかけ)の選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

出産祝いのプレゼントにおすすめなスタイ:デザイン性にとんだもの

付け替えることで手軽にコーディネート全体の印象を変えることのできるのがスタイ(よだれかけ)の利点。 女の子向けのスタイでは、360度首周りを覆う花形のスタイも人気です。つけ襟のような形なのでとってもオシャレでかわいいですよ。 男の子向けのスタイでは三角のバンダナ柄がオシャレでかっこいいですね。蝶ネクタイ柄のものは、ちょっとお出かけしたいときにも良さそう!

出産祝いのプレゼントにおすすめなスタイ:やさしい素材

生後3ヶ月ごろまでの赤ちゃんは肌が敏感です。皮膚が弱いためちょっとの刺激でも赤くなってしまうことも。この時期はまだまだよだれ量が少ないので、赤ちゃんの肌にやさしいガーゼ素材がおすすめ! 寝返りやハイハイをしだす5ヶ月頃過ぎからは素材は問いませんが動きの邪魔にならない大きさを選びましょう。サイズ調整可能なものを選べば、長い期間使えますね。

まとめ

出産祝いのプレゼントにスタイ(よだれかけ)がおすすめな理由をまとめました。 実用性にもデザイン性にも優れ、多すぎて困るということもありません。 もしお祝いを贈る相手の好みがわからなければ、シンプルな王道ブランドを選んでもいいですし、スタイとベビー服がセットになったギフトを選んでもいいでしょう。 これからすくすく成長する赤ちゃんと両親に、実用性もありかわいいスタイを贈ることでおめでとうの気持ちを伝えたいですね。