木製おもちゃが出産祝いに人気の理由

木製おもちゃの魅力

「木製のおもちゃって棘がありそう」「木製のおもちゃって色鮮やかじゃないけど、本当にいいの？」など様々な疑問が思い浮かぶのではないでしょうか？でも実は木製のおもちゃには、メリットがたくさんあることはご存知でしょうか？こちらでは木のおもちゃ大人気な理由に迫りたいと思います。 木製のおもちゃの持つ魅力にきっとハマってくれるはずです。

1.木製おもちゃは噛んでも安全

まずいちばんのポイントは安全であることです。特に日本の安全基準マークの「ST」がついているものは安心して使っていただけます。「ST」とは、Safety Toy(セーフティー・トイ) の略で、1971年より日本で販売されているおもちゃの安全性を示すものになります。怪我をしないものか、可燃性のないものか、化学的に安全かという3つの視点から、おもちゃの安全性を示すものです。
特に木製のおもちゃは「とげがありそう」などと心配される方も多いので、このSTマークがついているものかをまず確認しましょう。STに加入しているおもちゃ会社は、安全面に特に気をつけておもちゃを製造している会社だと言えますので、安心できるメーカーから購入するのも一つの手段です。

2.木製おもちゃは性別を問わない

木製のおもちゃは、男の子・女の子問わずに使える物が多いのが特徴です。おさがりとして兄弟や親戚、ご友人に渡っても男女問わないので、喜ばれること間違いありません。もちろん色のついているものもありますが、木目調のあたたかみのあるデザインを選ぶ人が多いです。 またプラスチックよりも、木製のものの方が小さいころから自然に触れるということで、選ばれる方が多いようです。小さい頃から木に触れる「木育」（もくいく）は注目されている育児の方法です。人や自然に対する思いやりや、自然とのつながりを手で触れることで人間らしく生きていけるとされています。木の香りや、木のぬくもりを通して、プラスチックのおもちゃでは感じられないあたたかみを感じてもらいましょう。

3.木製おもちゃは想像力が膨らむ

木製のおもちゃは、プラスチックや電池のおもちゃよりもとてもシンプルな作りのものが多く、想像力を膨らませるのにぴったりなおもちゃです。プラスチックのものは、触れると冷たく、遊び方が一通りしか無いものも多いのですが、木のおもちゃは知育系の物が多く、小さい頃から、「こんな遊び方をしたらどうだろう？」「ここをこうしたらどうだろう？」と想像力を膨らませることができます。教育に特に力を入れている方へのプレゼントをする場合にはおすすめできるおもちゃです。
木製の持つぬくもりに触れながら、毎日想像力を膨らませることでどんどん脳が活性化されますので、教育熱心な親御さんには特におすすめしたい理由の一つです。

木製おもちゃの種類

木製のおもちゃには本当に沢山の種類があり、木製のおもちゃの専門店もあるほど種類が充実しています。年齢やその子の個性によって使い分けることもできますので、個性や性格似合わせておもちゃを選んでいきましょう。

1.音がなる木製おもちゃ

木製のおもちゃの鳴り物のおもちゃは、プラスチックとか違い柔らかい優しい音がするのが特徴です。赤ちゃんは1歳になるまで、お腹にいた時の音楽や音を覚えていると言われていて、ガラガラと音のするおもちゃなどはお腹の中にいた時の音に似ていて、赤ちゃんがリラックスできるそうです。また木製のおもちゃは、音だけでなく香りからでも癒やし効果が得られますので、家族全員に良い効果をもたらしますよ！

2.パズル系の木製おもちゃ

木製のおもちゃで一番種類の多いものが、パズル系のおもちゃです。丸や三角や四角以外にも星やハートで形を見分ける能力を身につけることができます。手の感触で形を見分けることができ、ハートや丸の丸みを感じたり、三角四角や星から角があるものを手の感覚で体験できるので、形を覚えるのにぴったりなおもちゃです。

3.組み立て式木製おもちゃ

木製のおもちゃで大人気なのが、組み立てる体験ができるおもちゃです。特に人気のあるものは、丸や四角、三角の中に丸い空洞があり、そこに棒を差し込むことで様々な形を組み合わせて、様々なものをつくることができるタイプのものです。特に想像力を鍛えるおもちゃで、個性を伸ばすのにぴったりなおもちゃです。ただこちらは細かな部品を使いますので、誤飲防止の観点から2〜3歳以上が対象になりますので注意しましょう。

年齢別おすすめ木製おもちゃ

おもちゃ選びの際、それぞれの年齢に合ったものを差し上げたいですよね。木製のおもちゃの多くは、長く使っていただけるものですのが特徴です。おもちゃにはそれぞれの年齢に適した物があり、今後のお子さんの興味や個性を伸ばす大切な道具の一つでもあります。乳児〜2歳未満は、想像力を育てるおもちゃを、2歳以上は個性を伸ばすためのおもちゃを用意するといいと言われています。出産祝いとして、いつ頃の時期に遊ぶものかを想像しながら選んでいけば喜んでいただけること間違いありません。

1. 1歳未満におすすめの木製おもちゃ

赤ちゃんの脳は生まれてから8ヶ月程で、生まれたときの約2倍になるといわれているので、脳にたくさんの刺激を与えるおもちゃの役割がすごく重要だとされています。
0〜3ヶ月の赤ちゃんはまだ自力で動けず、視力もまだ30cmほどの距離のものしか見えていないと言われています。視覚や聴覚で刺激を与えてくれる音の出るおもちゃが大変効果的だと言われています。
3ヶ月以上の赤ちゃんは、物を掴んだり、手足を動かせるようになりますので、軽くて動かしやすいもの、頭に落下しても怪我をしにくい、丸いもの、角のないものを選ぶと良いでしょう。
8ヶ月以上の赤ちゃんは、はいはいやつかまり立ちをし始めますので、簡単なパズルや木製のおもちゃで遊ぶという感覚を鍛えるのにぴったりです。

2. 1歳以上におすすめの木製おもちゃ

1歳以上になると、歩けるようになり、様々なものに興味を持ち始める頃になります。また、興味があるものに対して、自分から行動ができるようになります。行動範囲も広がり、加えたり、床に落としたり、投げたりなど様々な予測不能な行動を起こすようになりますので、この時期のおもちゃ選びには、安全性が大事な時期になります。飲み込んだら危険なもの、部品の細かいものはまだ避けたほうがいいです。
この時期は特に歩くことや走ることの喜びを覚える時期ですので、カタカタと音のなる歩行補助のおもちゃや、踏んでも怪我をしづらい丸みのある玩具が喜ばれます。

3. 2歳前後におすすめの木製おもちゃ

2歳になると自我が芽生え始め、自分で何かを完成させる達成感を味わい始めます。特に一人で何かを完成させられるパズルや組み立て系のおもちゃがおすすめです。この時期から、色や形にも興味を持ち始めますので、1歳の時よりも少し複雑な形のものや、丸か四角、三角以外の形のものを用意してあげると更に達成感がアップします。
この頃から女の子はお母さんのマネをして、ごっこ遊びやお化粧にも興味を持ち、男の子はレンジャーや電車、車などに興味を持ち始めます。だんだんと個性が出始める時期ですので、個性を活かしたおもちゃを準備してあげると喜ばれます。

木製おもちゃを取り扱うおすすめブランド

1. エド・インター

今大人気の木製おもちゃのブランド、「エド・インター」。エド・インターは、幼児教室から誕生した日本生まれのおもちゃ会社で、1988年に誕生しました。特徴はキャラクターものを扱わず、木や布のぬくもりを大切にしています。幼児教室から生まれているブランドということもあり、少し変わった知育おもちゃが多いのですが、すごく可愛らしいのでお子さんもきっと楽しんで遊んでくれること間違いありません。また色合いも外国製のような、濃い色ではなくどのような過程にも馴染む優しい色合いのものが多いので、プレゼントにすごくおすすめできます。日本製にこだわりたい方、知育に特化したおもちゃを購入したい方にすごくおすすめの商品が多いブランドです。

2. ボーネルンド

ボーネルンドは、昔から愛されている木製おもちゃ会社の一つで、あそびの中に教育を取り入れているおもちゃ会社です。「あそび」という観点にすごく力を入れていて、子供が発達する上で必要な道具という考えを持った会社です。子供の年齢や性格にあったおもちゃを選びたい、成長に合わせておもちゃを買い替えそのときにあったものを与えたいと考えている方に特におすすめのおもちゃです。色合いは原色のようなものが多く、可愛らしいおもちゃが多く揃っています。原色は子供が喜ぶ色でもありますので、親子で喜んでいただけるおもちゃが揃っているブランドです。

3. ブリオ

木製おもちゃを世界に広めたパイオニアとも言える、「ブリオ」は1884年創業から今もずっと子どもたちに愛されているおもちゃを作っている木製おもちゃ会社です。特に代表とも言えるおもちゃは、木製の鉄道のおもちゃで特に車好きの男の子が喜んでくれそうなおもちゃがたくさん揃っている会社です。赤と緑と木製の温かみのあるカラーがすごく人気のあるおもちゃです。乳児用のおもちゃから大人まで木製に触れて楽しめるおもちゃが多く揃っているので、一緒に楽しく遊べるおもちゃをお探しの方にビッタリなおもちゃメーカーです。

まとめ

たくさんの種類があるおもちゃの中でも、特に木製のおもちゃが優れていると言われている理由がおわかりいただけたかと思います。木製にしかないエネルギーや、木製ならではのあたたかみのあるおもちゃはこの先もずっと人気なはずです。ぜひ、出産祝いの際は、そのようなところまで気配りをした温かいプレゼントを送りましょう。