出産祝いでどれを選んだら喜ばれる?ベビー服のサイズと種類

出産祝いは友人や親戚、職場の同僚など、自分にとって大切な人に贈ることが多いもの。だからこそ、相手が喜んでくれるようなものを選びたいですよね。でもベビー服はサイズや種類が多く「どれを選べばいいの?」と悩む人が多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ベビー服のサイズや種類についてはもちろん、出産祝いとしてベビー服を選ぶときのポイントもご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ベビー服のサイズ

ベビー服のサイズは、一般的に50/60/70/80/90cmと10cm刻みで展開されています。ただし海外製などは日本製のサイズ展開とは違い、月齢などで表示されていることもあります。

以下の表に日本製ベビーサイズの目安を身長、体重、月齢別にまとめましたので、参考にしてくださいね。

ベビー服サイズ 身長 体重 月齢
50cm ~60cm ~5kg 新生児~3ヶ月
60cm 60cm 5~7kg 3ヶ月ごろ
70cm 70cm 7~10kg 6ヶ月ごろ
80cm 80cm 10~12kg 18ヶ月ごろ
90cm 90cm 11~13kg 24~36ヶ月ごろ
ベビー服サイズ 50cm
身長 ~60cm
体重 ~5kg
月齢 新生児~3ヶ月
ベビー服サイズ 60cm
身長 60cm
体重 5~7kg
月齢 3ヶ月ごろ
ベビー服サイズ 70cm
身長 70cm
体重 7~10kg
月齢 6ヶ月ごろ
ベビー服サイズ 80cm
身長 ~80cm
体重 10~12kg
月齢 6ヶ月ごろ
ベビー服サイズ 90cm
身長 90cm
体重 11~13kg
月齢 24~36ヶ月ごろ

ベビー服の種類

ベビー服には大人の洋服とは違い、ロンパースやカバーオールなど、あまり聞き慣れない服の種類がたくさんあります。すべて赤ちゃんの成長や発達具合に応じて、お世話がしやすいようになっていますよ。では具体的にどんな種類があるのか、1つずつ紹介していきますね。

短肌着

赤ちゃんが服の1番下に着るもの。丈は上半身のみ、前で結んで着せられるようになっています。まだ首が座っていない赤ちゃんでも首に負担をかけずに着せることができるので、新生児の肌着としておすすめです。ただし、着られる期間が短いのが特徴です。

長肌着

短肌着の上に着せるもので、足元まで覆うことができる肌着です。裾部分はあいているので、まだ頻繁なおむつ替えが必要な新生児でもお世話がしやすいですよ。ただし足の動きが活発になってくるとすぐに肌着がめくれあがってしまうため、こちらも短肌着と同じく、使用期間は短めです。

コンビ肌着

かたちは長肌着に似ていますが、こちらは股の下にボタンがつけられており二股になっています。そのため足の動きが活発になってきた時期でも、めくれあがってしまうことがありません。ボタンを外せばすぐにおむつを替えることができるので、生後3ヶ月ごろからがおすすめです。

ボディスーツ

頭からかぶることができる肌着です。こちらは首がしっかりと座ってからの着用がおすすめ。寝返りやハイハイなど、動きが活発になってきても上からサッと着せることができるので、お世話がしやすいですよ。股の下にはボタンがついているので、おむつ替えもらくらく。お腹が出ないので、寝ているときの肌着としてもおすすめです。

ロンパース

トップスとボトムスが一体化したようなイメージのもの。ロンパースは頭からかぶるものが多いですが、足元にボタンがついているデザインもあります。ロンパースは肌着としても、ウェアとしても使うことができますよ。

カバーオール

胸やお腹の前で打ち合わせて着られるようになっており、赤ちゃんの体型に合わせて微調整することができます。こちらもロンパースと同じく、トップスとボトムスが一体化したようなかたちになっていますよ。

出産祝いを選ぶときのポイントはこの7つ

ここまでベビー服のサイズや種類についてご紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」という疑問を解決するため、こちらでは出産祝いとしてベビー服を選ぶときのポイントを7つお伝えします。ぜひこちらを参考に選んでみてくださいね。

1.サイズで選ぶ

ベビー服を出産祝いとして贈る場合、すぐに着れるようにと新生児のサイズを選ぶ人は多いのではないでしょうか。でも出産祝いとして贈るなら、新生児サイズは避けたほうが無難です。なぜかというと、新生児サイズである50cmや60cmは着られる期間がかなり短く、着る機会がないままサイズアウトしてしまうという場合がとても多いため。特に生まれてすぐに着せるような服は、出産前にパパやママが十分に用意している場合が多いです。また、生後3ヶ月ごろまでは赤ちゃんを連れて外出する頻度もそんなに高くないため、外出用の服がそんなに必要ないというのも理由の1つ。せっかく贈っても、着てもらえないままだと寂しいですよね。そういった理由を踏まえておすすめするのが、70cmサイズのベビー服。赤ちゃんは1歳になるころまではかなり早いスピードで成長していきますが、だんだんと身長や体重の伸びがゆるやかになってきます。そのためお出掛けが増えてくる6ヶ月ごろ~1歳ごろまで着られる70cmサイズを選ぶと、たくさん着てもらうことができますよ。

2.性別に関係のないデザインを選ぶ

ベビー服を贈るとなると、女の子はピンクでフリフリのついたもの、男の子はブルーでかっこいいものなど、性別に応じたイメージのデザインを選びがちですよね。でも実は、性別に関係なく着せられるものを選んだほうが喜ばれる傾向にあります。理由としては、「下の子におさがりとして着せることができるから」。特に出産祝いを贈る相手が第一子の出産であった場合、第二子以降の出産を考えている可能性があります。もし第一子が女の子で、ピンクのフリフリの服を選んでしまった場合、第二子以降が男の子だと、おさがりを着せてあげることができませんよね。でも性別問わず着られる服なら、おさがりとして活用できるので、長期間着てもらうことができますよ。ただし出産祝いを贈る相手が第二子以降の出産で、第一子と性別が違った場合は、性別に応じたデザインのほうが喜ばれることもあります。贈る相手の家族構成なども考えつつ選ぶのがおすすめですよ。

3.お出かけに着られる服を選ぶ

ベビー服の出産祝いはデイリーで着られるものよりも、お出かけに使えるデザインのほうが喜ばれる傾向にあります。デイリーで着るような服は、すでにパパやママが用意しているという場合が多いですが、お出かけ用は準備していなかったというパターンが多いためです。 また、大人と違ってベビー服はすぐにサイズアウトしてしまうので、わざわざお出かけ用の服を購入するのはもったいないと思っている人も多いもの。そのため、出産祝いとしてお出かけ用のベビー服をプレゼントするのもおすすめです。

4.プチプラブランドは避ける

出産祝いとしてベビー服を贈るなら、プチプラブランドのものはできるだけ避けたほうが無難です。特に出産祝いを贈る相手が職場の上司など目上の場合、プチプラブランドのベビー服だと失礼にあたることも。仲のいい友人やプチプラブランドが大好きな相手に贈る場合は別ですが、できれば少し高価なイメージのあるブランド服をプレゼントしたほうが、相手にも喜んでもらえますよ。

5.着るシーンで選ぶ

ベビー服を出産祝いとして贈る場合、どんなシーンできて欲しいかも考えてみましょう。もしデイリーで使えるものを贈るのであれば、汚れが目立ちやすい白などの淡い色は避けて、黒や紺など、汚れても気にならないカラーを選ぶのがおすすめです。また、特に女の子の洋服に多い、リボンやラインストーンなどの装飾物もついていないほうが無難。汚れたら気にせず洗濯機で洗えるようなシンプルなもののほうが、普段使いとしては喜ばれますよ。反対にお出かけ用として着てもらいたい場合は、白などの淡い色を選ぶのもあり。用途に合わせて選んでくださいね。

6.相手の好みに合わせる

ベビー服はバリエーションが豊富で、どんなデザインを選べばいいのか迷ってしまいますよね。サイズが小さいというだけでかわいく見えますし、どうしても自分の好みに合ったものを選んでしまうという人も多いでしょう。でも出産祝いは相手に喜んでもらうために贈るもの。自分の好きなデザインではなく、贈る相手が好きそうなデザインのものを選ぶようにしましょう。できればパパやママが普段きている服のイメージを参考にするのがおすすめですが、両親の好みがわからない場合は、なににでも合わせやすい、シンプルなデザインを選ぶのが無難です。

7.季節に合う素材を選ぶ

出産祝いを選ぶときは、季節に合った素材にすることも重要です。夏場だと綿100%素材やパイル地など、汗をしっかりと吸収しつつ、通気性のいいものがおすすめ。冬場だと保温性の高いキルトニットやスムース素材を選ぶといいですね。

出産祝いの相場って?

「なにを贈るか、どんなものを選ぶか」と同時に「いくらぐらいのものを贈ろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか。出産祝いの相場としては、だいたい5,000円~20,000円程度が一般的とされていますが、贈る相手との関係性によっても変わってきます。例えば仲のいい友人や職場の同僚、上司などには5,000円~10,000円ほど。兄弟やいとこ、親戚などの場合は10,000円~20,000円ほどが相場だと言われています。また、出産祝いをする相手から過去に自分がお祝いをもらっていた場合には、頂いたものと同額ぐらいのものを選んでおくと無難ですね。

まとめ

ベビー服は種類が多いぶん、デザインやサイズなど、どんなものを選べばいいのか悩んでしまいますよね。でもせっかくであれば、相手が喜んでくれるプレゼントを贈りたいもの。この記事ではベビー服のサイズや種類、選ぶときのポイントなどについてご紹介しましたので、ぜひこちらを参考に素敵な出産祝いを選んでくださいね。