身内への出産祝いは必要?気になるマナーや相場を徹底分析

身近な兄弟姉妹や親せきに赤ちゃんが誕生すると、うれしい気持ちになりますよね。
一方で、「身内に出産祝いは必要なのか」、「何をプレゼントしたらいいのだろうか」と迷ってしまうのではないでしょうか。特に初めて出産祝いを贈るという方にとっては、どのような贈り物が相手に合っているのか分からず、不安に感じてしまうという人も多いかと思います。
この記事では、身内への出産祝いは必要なのか、その気になるマナーや相場、おすすめのプレゼントをご紹介します。この記事を参考にしていただくことで、今後の出産祝いに迷うことは少なくなると期待できます。

身内に出産祝いを贈るのは一般的なマナー

身内というと、幼いころから一緒に育ってきた兄弟姉妹、お世話になった親戚、甥っ子や姪っ子などがいます。「親しき仲にも礼儀あり」といわれるように、出産祝いを贈ることは一般的なマナーであると言われています。身内だからこそ、マナーや金額の相場を知っておいて素敵なプレゼントを贈ることができるといいですね。

出産祝いはいつ贈る?

そもそも出産祝いには3つの意味が込められています。
  ・赤ちゃんの誕生への祝福
  ・無事に出産を終えたママへのねぎらい
  ・新たな家族を迎えたパパとママへの祝福
  
一般的に出産祝いを贈るタイミングとしては、赤ちゃんの生後7日~1ケ月頃が目安と言われています。生後7日目には「お七夜」といって赤ちゃんの名前をお披露目するお祝いを行い、生後1ケ月頃には、赤ちゃんの健やかな成長を願って「お宮参り」を行います。この2つのイベントの間が出産祝いを渡すのに最適なタイミングであるとされているからです。

ただし、気を付けなければならないのは、母子の体調と退院時期を確認することです。順調であれば早くて産後4日程度で退院できますが、状況によっては入院が長引いてしまうことがあります。「きっともう退院した頃だろう」と確認もせずに出産祝いを郵送したが、実は赤ちゃんもママも入院中だったということがあっては大変失礼です。また、産後すぐは、ママも赤ちゃんも新しい生活に慣れていなくてバタバタしている可能性があります。体調も安定していない場合もあるので、贈る時期はあくまで目安として、母子ともに無事に退院したことを確認してから贈りましょう。

出産祝いを贈らなくてもいい場合とは?

場合によっては、出産祝いを贈ることで相手に気を遣わせてしまうことがあります。これまで出産祝いに限らず、一度もお祝いをいただいたことがない場合には出産祝いは贈らない方が無難とされています。

特にいとこの場合は、注意が必要です。一口に「いとこ」と言っても、頻繁に付き合いのある方から年に一度会うか会わないか程度の関係まであり、出産祝いを贈るか贈らないか悩みがちです。マナーやその後の関係を含めて考えると、少しでも義理や恩を相手に感じているのであれば出産祝いを贈るということを考えた方が無難です。ただし、先にも述べたようにこれまでの関係も考慮して、関係が薄い場合はお祝いを贈らずに、何もせずそのまま済ませるのがお互い良いとされる場合もあります。迷ってしまう場合には周囲に相談することをおすすめします。

身内に贈る出産祝いの金額の相場とは?

出産祝いを贈る際に気になるのが、出産祝いの金額です。仲のいい身内だからと言っても、高額すぎると相手が戸惑ってしまいますし、逆に金額が少なすぎると「なぜ?」と不穏な空気になってしまうなんてことも…。 一般的な金額の相場と言われている以下を参考にしてそれを目安に包むようにしましょう。

出産祝いの一般的な金額の相場

・兄弟姉妹以外の親戚 :5000円~10000円
・兄弟姉妹      :5000円~30000円

ちなみに、友人や会社の同僚などは5000円から10000円が相場と言われています。
兄弟姉妹への出産祝いはやはり一般的には金額を多く包むのが基本となっているようですが、金額にかなり開きがありますね。贈る側の年代や贈る相手との関係によって金額相場が違うと言われているからです。

出産祝いの年代別、関係別の相場

・兄弟の妻が出産した場合 :5000円~10000円
・姉妹が出産した場合   :5000円~20000円

実の姉妹が出産する場合には金額を多く包むという場合もあるようです。
「20000円のように偶数で問題ないのか」と思われるかもしれませんが、出産祝いについては問題ないとされています。(結婚祝い、婚礼のお祝いでは「偶数=割れる=別れる」という好まれないイメージがあるとされています。)

・贈る側が20代未満       :3000円~5000円
・贈る側が20代独身       :5000円
・贈る側が30代以上、または既婚 :10000円~30000円

贈る側が未婚で学生などの場合は、3000円と少ない金額でもよいとされています。
贈る側が20代の場合をさらに細かく言うと、20代独身でもある程度の収入がある場合や既婚の場合は、最低でも10000円は包んでおきたいところです。 また、30代以上で未婚という場合は金額は10000円程度とされています。

上記についてはあくまで目安とされている金額です。家族や親せき間でルールを設けているケースがあります。事前に親族間で金額に大きくバラつきがないように、話し合っておくことが重要です。

出産祝いで気を付けること

・赤ちゃんが双子の場合
産まれてくる赤ちゃんが双子という場合があります。その際は、2人分の出産祝いを贈るのがマナーと言われています。金額も2人分となります。1人ひとりに対してのお祝いを贈るようにしましょう。

・2人目以降の出産の場合
2人目以降の出産祝いについては、1人目の時と金額は同じにするのがマナーとされています。これは兄弟姉妹に限らず、出産祝いを贈る際の基本的なマナーと言われており、金額の差をつけてしまうのは失礼にあたります。2人目以降の場合は、上のお子さんにもちょっとしたプレゼントをあげると喜ばれます。

・マナーとして控えた方がいいとされていること
日本では、「4(死)」や「9(苦)」などの不吉なイメージを連想させるものは好まれないため、現金や品物を贈る際には、気を付けましょう。 また、別れを連想させる「ハンカチ」や、縁を切るなどの意味をもつ「刃物」なども避けた方が良いとされています。

身内に贈る出産祝いは現金?品物?どちらにすべき?

身内への出産祝いを現金にするか、品物にするかは悩む人も多いかと思います。それぞれにメリットがあり、相手に一番喜ばれるものを考えることが大切です。

現金の場合

パパやママが赤ちゃんの成長や状況に合わせて、本当に必要なものを買うことができるというメリットがあります。また、赤ちゃんの将来のための貯金に回すこともできます。 身近な兄弟姉妹や身内には現金を渡すことが圧倒的に多いとされています。贈られた側の反応としても大変喜ばれるケースが多いです。
特に初めての出産の場合は、ベビー用品を1から買いそろえる必要があり、何かとお金がかかります。また、どんなものが必要かわからないことも多いため、その都度買い足すというケースも多くあります。このようなことを考慮すると、現金のお祝いはとても助かります。「好きに使ってね」と現金を渡してみるのを考えてみてはいかがでしょうか。

品物

友人からももらうことが多いですが、友人が贈らないような大きなプレゼント(ベビーベッドやベビーカーなど)を贈ると喜ばれます。
品物の場合は、贈られる側の本人に直接必要なものを聞いてから贈るのも良いです。パパやママに相談して一緒に選びに行くこともおすすめです。
一緒に選びに行くことや聞くことは難しいという場合、すぐに使えるものが良いとされています。綺麗な白い下着や靴下などもかわいいですね。また先にも述べたいとこについては、現金よりプレゼントを贈ると良いでしょう。

そのほかにプレゼントとして喜ばれるものは以下のものになります。
  ・名入りのグッズ
  ・寝具(布団、まくら)
  ・ベビー食器
  ・キッチングッズ
  ・オムツ
  ・ベビー服
  ・おくるみ
  ・スキンケアグッズ
  ・絵本
  ・おもちゃ
  ・スタイ
  ・ベビーチェア
  ・ベビーベッド
  ・食べ物

身内への出産祝いとしてプレゼントを選ぶことはとても難しいですが、赤ちゃんとご両親の利便性を考え、赤ちゃんとの生活が楽しくなるような素敵な出産祝いを贈ってあげてください。

現金と品物

最近では現金と品物の両方を渡すケースも増えています。「現金だけでは味気ない」「せっかくだからプレゼントを選びたい」という場合は、両方渡してみてはいかがでしょうか。相手により一層気持ちが伝わりますし、自分が選んだプレゼントを身に着けてくれていたりすると嬉しい気持ちになります。

まとめ

ここまで身内の出産祝いについて、贈る時期や金額の相場、贈るものを紹介してきましたが、いかがでしたか?

先にも述べたように、身内に出産祝いを贈るのは一般的なマナーであり、必要なことです。身近に赤ちゃんが産まれると、家族が増えるので嬉しいですよね。そんな気持ちをお祝いとして贈ることができるといいですね。
親しければ親しいほど、喜んでもらいたいと思うのが普通です。赤ちゃんにはまだ心が育っていないので、喜んでくれるのはパパやママです。とりわけ赤ちゃんとの時間の長いママに喜んでもらえることが大切です。

お金を渡せば、品物を渡す時のように難しいことを考えなくて済みます。一方で、今回紹介したようなマナーを知って守らないと、喜ばれるはずのお祝いも台無しになってしまいます。
高価なものを贈っても、ママの趣味と合わなければ着る機会も少なくなります。ママの趣味が分からない場合は、無難なものを贈っておくのが良いでしょう。

せっかくのお祝いごとですから、身内であっても心から喜んでもらえるように、マナーを守って、お祝いすることが大切です。プレゼントを贈る際に大切なことは、お金よりも物よりも気持ちです。あなたが相手にお祝いを伝えたいという気持ちが一番大切です。

この記事を参考に、身内の出産祝いを選んでもらえたら嬉しいです。