お世話になってる上司に贈りたい出産内祝いは?おすすめのギフトと注意すべきマナーは?

お世話になっている上司から出産祝いをいただくと、嬉しい反面、内祝いをどうしたらいいか悩んでしまいますよね。
内祝いを贈る時期や内祝いの相場となる金額も気になるところですが、失礼のないようにマナーやタブーにも気をつけなければなりません。
この記事では、上司に内祝いを贈るときのメッセージカードの書き方や、喜んでもらえるギフトについてなど、内祝いに関する疑問を全部解決していきます!

上司への内祝いは何が良い?

上司への内祝いは、ご友人や親戚の方に贈るギフトを選ぶときよりも、失礼のないよう慎重にならなければなりません。
せっかく内祝いを渡すのですから、喜んでもらいたいですよね。
ギフトを選ぶ際のポイントを整理していきましょう。

華やかさと高級感にこだわって

上司に対する内祝いは、ワンランク上のものを選ぶようにしましょう。
コスパの良いリーズナブルなものは、上司への内祝いには適していません。
普段上司が使っているグレードのものよりも、少し贅沢に感じることができるこだわりのあるものを選ぶようにしましょう。
普段はなかなか普通の人は買わないと思えるレベルのこだわり素材の日用品やリッチな気分になれるものがおすすめです。
一般的に内祝いとして人気があるのは、有名ブランドや今治産などの高級タオルだと言われています。

お菓子などの食べ物は有り?

とは言っても、内祝いにタオルというのが気が進まず、他の何かを選ぶにも、上司の趣味やプライベートがわからない場合もあります。 また、自分自身が過去に内祝いとして、不要なものをいただいたことがあり、もてあました経験があれば、なかなか人にも形に残るものを送ることに抵抗を感じてしまうかもしれません。
そんな場合、お菓子などの食品が思いつきますよね。内祝いとして、食品を送ることは、まったくおかしくはありません。有名店の高級なお菓子などは、贈答品の定番です。甘いものが好きではないようでしたら、お酒や紅茶なども適しています。しかし、上司の趣味に合わないものを選んでしまわないように気をつけてください。 食べ物は、置き場所にも困ることもないので、喜ばれる確率も高くなります。内祝いとして食べ物を贈る場合も、ワンランク上のものを意識しましょう。なかなか自分では買わないと思われるレベルの高級なものが良いですね。

カタログギフトもおすすめ

上司の食べ物の好みもよくわからないという場合には、カタログギフトもおすすめです。カタログギフトだと、相手が好きなものを選ぶことができます。カタログギフトには、あらゆる種類のギフトが用意されていますので、不要なものを送りつけてしまったら…という心配はありません。普通のカタログギフトでは、ちょっぴり愛想がないなと感じている人には、少し珍しいカタログギフトもあります。カタログギフトの中には、「体験ギフト」という種類もあります。「体験ギフト」だと、レストランでの食事や温泉施設のチケット、アクティビティやモノ作りなどの体験プランを贈ることができます。普通のカタログギフトよりも人を選ぶかもしれませんが、上司のイメージに合えば、ちょっぴり変わった心に残る内祝いになると思います。

上司への内祝いを選ぶときに注意すべきことは?

一般的に内祝いの商品として、贈ることを避けなければいけないものがあります。特に上司への内祝いは、失礼のないよう、気をつけたいですよね。悪気なく贈ってしまったとしても、相手に不愉快な思いをさせてしまうことは、本意ではありません。上司への内祝いを選ぶときに注意すべきことをまとめました。

タブーとなる商品な注意して

内祝いの贈り物として適していないものを挙げていきます。

①ハンカチ 

ハンカチは、多くの人にとって毎日必ず使うものですね。高級ブランドのハンカチは、お値段的にも選びやすいと思うのですが、贈り物には適していません。ハンカチを渡すことに「縁を切る」という意味があると言われています。そう言われても若い世代の方はピンと来ないかもしれませんが、ご年配の方だと意味を知っていることも多く、深読みされてしまうことがあるのです。ハンカチには、涙を拭くものという用途がありますので、別れを連想させるというイメージがあります。つまり、自分との付き合いをしたくないのかと受け取られてしまう恐れがあるのです。

好印象を保ちたい相手や、上司に贈るギフトとして、ハンカチは避けたほうがよさそうです。

②刃物や割れ物

内祝いで贈るものとして、包丁やはさみなどの刃物や、陶器の食器は、避けなければなりません。包丁やはさみは、なにかを切るために用いられる道具であるため、「縁切り」を連想してしまうため、喜ばしいときに贈るギフトとしては向いていないのです。また、刃物だけではなく、陶器の食器もできれぱ避けたいものです。陶器の食器は、落とすと割れてしまいます。「割れる」というワードを連想することも縁起が良くないので、避けたいところです。

商品券などの金券もタブー

不要なものを送ってしまうことが心配な人の中には、商品券などの金券がベストだと考えてしまう人もいるかもしれませんが、やはり上司への内祝いとしては、失礼にあたってしまいます。金券はお金に近いため、現金を返された感じがしてしまったり、相手の家計を気にして贈っているように受け取られてしまうことがあります。気持ちや想いが感じられないものであるため、内祝いとして返すのはやめたほうが良いでしょう。

内祝いの金額の目安と時期について

出産後の生活は、慣れない育児で慌ただしい時期ですが、内祝いの金額の目安と、時期は知っておく必要があります。しっかりと確認しておきましょう。

内祝いの金額の相場は?

一般的に内祝いはいただいたお祝いの金額の半分から3分の1程度が目安となります。また、いただいた金額が大きい場合(1万円以上)は、半分の金額も大きくなってしまうので、せっかくのお返しが上司の面子を潰してしまうかもしれませんので、お返しは3分の1程度に抑えた方が無難です。

内祝いを贈る時期は?

上司への内祝いを贈るタイミングは、1カ月後ぐらいがちょうど良いです。あまりにも贈るのが早ければ、お祝いをいただくことを想定していたように受け取られてしまいますし、相手のためにじっくりと内祝いの商品について思いを巡らす時間を持たなかったような印象を与えてしまう可能性があります。慌ただしい日々の中、贈るのが遅れてしまった場合には、気付いた時点ですぐに贈りましょう。遅れたからと言って高額にする必要はありません。お礼状に遅れたお詫びを書き添えておきましょう。できれば、お礼状は手書きの封書であることが望ましいです。また、内祝いを贈るタイミングを外した場合でも、お中元やお歳暮と一緒に贈ることはマナー違反です。それぞれの贈り物には意味がありますので、あわせて贈ることは、相手に対して失礼にあたります。

メッセージカードの書き方は?渡し方の方法は?

内祝いの贈り物を上司にするときには、メッセージカードを添えることも不可欠です。失礼のないようにするためには、渡し方についても気になるところですよね。

メッセージカードの書き方は?

内祝いを贈る場合、品物とともにお礼状を兼ねたメッセージカードを添えようにしましょう。 上司からお祝いをもらったことに対するお礼とともに、赤ちゃんの名前や性別、母子の様子などについても報告すると、相手も安心するでしょう。赤ちゃんの写真を同封するのも良いかもしれませんね。お礼状を書くときに注意することは、句読点をつけないようにすることです。句読点は、区切りや終わりを表しますので、マイナスな印象を与えてしまいます。上司との今後のお付き合いを、よりスムーズにするためにもメッセージを添えることは大切です。メッセージカードをつけることがどうしても難しい場合は、電話で感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。上司の場合は、メールで済ませるということのないようにしてください。メッセージカードを添えられない場合は、「電話で」というポイントはマストになります。

内祝いの渡し方は?

上司への内祝いの渡し方は、手渡しができると丁寧な印象を与えることができます。内祝いを渡すために、上司のご自宅を訪問して、赤ちゃんの顔見せをするのも良いでしょう。しかし、上司のご自宅を訪問する場合には、気を付けるべきポイントがいくつかあります。必ず、事前に上司に連絡をして、アポイントメントをとるようにしてください。そして、ご自宅を訪問する場合は、約束の時間よりも早めに行くことは、失礼にあたりますので、ぴったりか少し遅れるかくらいの到着を目安としたほうがベターです。また、内祝いは、郵送する場合には、内のしにすることが一般的ですが、手渡しする場合には、何のお礼かがすぐにわかるように、外のしにしましょう。内祝いの品物を紙袋のまま相手に渡すことは避け、必ず品物を取り出して、渡してください。相手にのしの正面が向くようにして、両手で差し出すようにしましょう。送る先が遠方の場合や、直接渡しに行くことがかえって失礼だと思うような場合には、宅配便を利用して送っても構いません。その場合は、前もって電話でその旨を伝えておきましょう。

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まとめ

今回の記事では、お世話になってる上司へ感謝の気持ちを込めた出産内祝いを贈る方法について、まとめました。
相手が上司となると悩んでしまうと思いますが、最低限のマナーを心得ておいた上で、相手との関係を考えながら選べば、感謝の気持ちはちゃんと伝わるはずです。